2010年7月29日木曜日

名古屋ウェルバ・アクトゥス、豊明市での公開ワークショップのご案内(8/7)

名古屋でのウェルバ・アクトゥスの活動として、年末の宮澤賢治作品を用いた「Ginga」 公演に向けて毎月、ワークショップとミニライブをおこなっていますが、8月はなんと、豊明市文化会館小ホールを借りきっての無料公開大ワークショップです。

◎ウェルバ・アクトゥス公開大ワークショップ
2010年8月7日(土)11:00-15:30
途中約1時間の休憩あり
参加無料/見学のみも歓迎
開催場所 豊明市文化会館小ホール(0562-93-3310)
ウェルバ・アクトゥス制作実行委員会電話 080-6940-8904

◎ミニライブ
同日 16:00-17:00
場所 同小ホール
入場無料

みなさんお誘い合わせの上でのご来場をお待ちしてます。

2010年7月23日金曜日

Ustream番組「UBunko」名古屋アクテノン野外ステージライブ

2010年7月10日の夕刻、名古屋演劇練習場〈アクテノン〉の野外ステージにて、ウェルバ・アクトゥスのワークショップ参加メンバーがおこなったミニライブ「Kenji V」と「祈る人」の模様の録画をお送りします。

放送は本日7月23日(水)午後8時より。
視聴はこちらから。

2010年7月12日月曜日

ワークショップ7月10日フォト5

(All photos by Funky Yoshi)
11枚め。
ミニライブの最後は、みんなで「祈る人」の朗読。
通りがかりの親子連れから小さな助っ人がやってきてくれました。
写真からはわかりにくいですが、そろそろ空も暗くなりかけてきていました。
最後まで観てくれた方も、そうでない方も、とにかく私たちといっしょの時間をすごしてくれてありがとう。



12枚め。
ライブ後は居酒屋で打ち上げというか、懇親会。
記録ビデオを観る祐子さんと撫子さん。
ライブ後のビールのうまいことといったら。





13枚め。
ひさしぶりに顔を出してくれた今泉くん。
ファンキーとのこのショットの前は、ふたりでひしと抱き合うショットもあるんですが、それは公開できません。
今泉くんは現在、八事興正寺で修行中の見習い僧侶です。いつかウェルバ・アクトゥスに復帰してくれると思います。

以上、7月10日の名古屋ウェルバ・アクトゥスのワークショップ、野外ミニライブ、懇親会の様子を写真でお送りしました。

ワークショップ7月10日フォト4

(All photos by Funky Yoshi)
10枚め。
「Kenji V」のつづき。
出演は左から、撫子、林、柊麗子、加藤祐子、野々宮卯妙、の5人。
みんなのびのび。自由に動きまわりながらの朗読。
ウェルバ・アクトゥスはだれがどこでどんな動きをするか、なんてことは、必要最小限、ほとんど決めてないのです。



11枚め。
パッとはじけたり、スッと静まったり、音楽と共演しながら(音楽は伴奏ではない)、出演者同士が会話しながら、そしてお客さんとも会話しながら、パフォーマンスは進んでいくのです。





12枚め。
お互いの呼吸と動きを感じながら、自分の存在にもしっかりとマインドフルになることを心がけ、お客さんに誇示するのでもなく、睥睨するのでもなく、ただありのままの正直な自分たちを提示していくだけなのです。
するとそこには不思議なことに、共感が生まれるのです。

ワークショップ7月10日フォト3

(All photos by Funky Yoshi)
7枚め。
いよいよアクテノン野外ステージでの野外ミニライブがスタートしました。
準備にあたっては、アクテノンの方にたいへんよくしていただきました。上演中も熱心に見てくれて、最後までお付き合いいただいたこと、うれしかったです。
また、演奏機材を貸していただいた〈まちの縁側 MOMO〉にも感謝です。
最初の演目は、なんと、林ちゃんによる「星めぐりの歌」の独唱から。
と思いきや、歌いはじめてすぐに、共演の女性陣が邪魔をしにきて、大変なことに。楽しい幕開けとなりました。

8枚め。
2番めの演目は、野々宮卯妙によるひとり読み。水城ゆう作「温室」。
ピアノとの即興的なかけあいをやりながら、ステージと客席を縦横に動き回ります。お客さんも最初はとまどいながらも、楽しんでくれていたようでした。

9枚め。
メインの演目は、5人(と私)による「Kenji V」。
これは世田谷の小学校でやったバージョンが下敷きになってます。
野外ステージなのに、意外に声がよく響き、風も吹きわたってとても気持ちのいい場所でした。
お客さんも、少人数ながらリラックスして聴いてくれているし、みなさんものびのびと演じはじめています。

ワークショップ7月10日フォト2

(All photos by Funky Yoshi)
4枚め。
朗読(ウェルバ・アクトゥス)では全身の感覚と動きのクオリティを高めることが大切ですが、なかでも呼吸をつかさどる「呼吸筋(群)」と、姿勢を保つ「姿勢筋(群)」が重要です。
これらの筋肉はいわゆる「遅筋」と呼ばれる種類なので、付加トレーニングで鍛えることはできません。有酸素運動もしくはストレッチで整えていくことが望ましく、参加者には毎日のストレッチを習慣づけてくださいとお願いしています。



5枚め。
我らウェルバ・アクトゥス制作実行委員会の代表である出愚坊一歩氏。
本業は美術家。
最初会ったときは、どういう人なのかわからなかったけどね。非常に一途で、熱い思いを持っている人。




6枚め。
去年からのおなじみのメンバーの山田くんと撫子さんのふたり。
なにやらまじめに読んでます。
このあと、ふたりとも、アクテノンの野外ステージでのミニライブに出演しました。

ワークショップ7月10日フォト1

(All photos by Funky Yoshi)
先日7月3日(土)の午後、名古屋演劇練習場〈アクテノン〉の大練習室でおこなわれたワークショップの模様をファンキーが写真に撮ってくれました。
それを何枚か、順次紹介します。

1枚め。
大練習場だけに大きいです。広いです。
ここは去年のウェルバ・アクトゥスのとき、「Kenji」の最終リハーサルで使った場所で、去年はここに舞台美術のいわゆる「褌布」を吊りさげて、風をあてるテストなどもおこないました。
今回は参加者が少なくて、とても贅沢に使わせてもらいました。参加できなかった人は残念でした。


2枚め。
ホワイトボードを使ってまじめに講義をしていますね。
最初は座学でしたが、途中から身体を動かすことが増え、ホワイトボードのまわりに集まってもらうのも立ったまま、ということが多くなります。





3枚め。
朗読は身体表現です。そしてウェルバ・アクトゥスは総合的表現です。
テキストを読むばかりでなく、そこからさらに身体のクオリティを高めるべく、動いてもらいながらさまざまなエチュードを体験し、体感してもらいます。
身体のクオリティが高まれば、そこから出てくる声や言葉のクオリティも必然的に高まってきます。
口先だけの練習が一番つまらないのです。