2010年11月29日月曜日

(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女@愛知県芸術センター

2010年9月に東京・下北沢〈Com.Cafe 音倉〉にて初演をおこない、大きな反響を巻き起こしたコンテンポラリー・パフォーマンスが、名古屋に舞台を移してホール公演をおこないます。

少女と老婆がひとりの女優の体内を行き来する。
朗読と演技がひとつのステージ上で交錯する。
言葉と音楽が時間と空間を再構築する。
舞台を中心に活躍する女優・石村みかと、現代朗読純粋培養の朗読者・野々宮卯妙が、それぞれ異なるアプローチでオリジナルテキストに挑みます。
ランダムに映しだされる映像にも出演者と演奏が反応しながら進んでいきます。

脚本・演出・音楽:水城ゆう
出演:石村みか、野々宮卯妙
映像:藤原好昭、伊藤貴人
演奏:水城ゆう(ピアノ)

(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
・日時 2010年12月11日(土)15:30開演/14:30開場
・場所 愛知県芸術劇場(芸術文化センター)小ホール
・料金 前売2,500円/当日3,000円

※チケット購入はこちら

※お問い合せ:ウェルバ・アクトゥス制作実行委員会
電話・FAX 052-323-2593
Mail info.verbaactus@gmail.com

2010年11月26日金曜日

沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき

2010年3月に東京・中野〈plan-B〉にて初演をおこない、大きな反響を巻き起こしたコンテンポラリー・パフォーマンスが、名古屋に舞台を移してホール公演をおこないます。
「沈黙」と「朗読」という一見矛盾したテーマに取り組みながらも、終演後は多くの方から「驚くべき沈黙の豊穣さを発見した」というメッセージをいただきました。
そのオリジナルプログラムが、形を変えて名古屋のウェルバ・アクトゥスの舞台に登場します。
今回、あらたにクラリネットを加え、三つどもえのパフォーマンスへと変化をとげます。

脚本・演出:水城ゆう
出演:榊原忠美
演奏:坂野嘉彦(クラリネット)/水城ゆう(ピアノ)

沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき
・日時 2010年12月10日(土)19:30開演/18:30開場
・場所 愛知県芸術劇場(芸術文化センター)小ホール
・料金 前売2,500円/当日3,000円

※チケット購入はこちら

※お問い合せ:ウェルバ・アクトゥス制作実行委員会
電話・FAX 052-323-2593
Mail info.verbaactus@gmail.com

ウェルバ・アクトゥス・アート第二回・愛知県芸術劇場公演のお知らせ


日時:2010年12月10日/11日
場所:愛知県芸術劇場(芸術文化センター)小ホール

2008年暮れに名古屋で始動したウェルバ・アクトゥスは、継続的なワークショップを通じてその方法と考え方を推し進め、2009年9月に初の大きな公演「Kenji - 宮澤賢治・音と光と土 - 」を実現するにいたりました。
大きな反響をもって終えた「Kenji」を受け、すぐさまさらに継続的な活動が展開され、本年はウェルバ・アクトゥス制作実行委員会が正式に発足しました。
また、ワークショップも毎月開催されているほか、ミニライブも頻繁におこなってきました。
そして2010年12月、愛知県芸術劇場小ホールで、2日間、3演目4公演におよぶアートショーが開催されることとなりました。
演目概要をここにお知らせいたします。

◎Ginga ――宮澤賢治・時と地と星――
12月10日(金)15:30- /12月11日(土)19:30-

宮澤賢治『銀河鉄道の夜』をモチーフにしたオリジナル脚本をもとに、
約一年間のワークショップを経たウェルバ・アクトゥス・アートパフォーマーたちが
皆さんと共感の場を作ります。音と光の饗宴を共有しましょう。

脚本・演出・音楽:水城ゆう
出演 岩崎さとこ、窪田涼子、野々宮卯妙、照井数男、嶋村美希子
加藤祐子、山田哲也、西川智里、大久保恵理子、岡本薫
西村邦子、小木曽琴江(10日のみ)、柊麗子(11日のみ)
演奏:伊藤さやか(歌)、矢野司空(尺八)、デリヘイ(馬頭琴/ホーミー)、水城ゆう(ピアノ)
笛吹ふえこと教室の皆さん(篠笛、土曜日のみ)

◎沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-

2010年3月に東京・中野 plan-B にて初演。
「沈黙」と「朗読」という一見矛盾したテーマに取り組みながらも、
終演後は「驚くべき沈黙の豊穣さ」を発見した濃密なパフォーマンスが、
名古屋のウェルバ・アクトゥスの舞台に帰ってくる。
今回、あらたにクラリネットを加え、三つどもえのパフォーマンスに。

脚本・演出・音楽:水城ゆう
出演:榊原忠美
演奏:坂野嘉彦(クラリネット)、水城ゆう(ピアノ)

◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-

2010年9月に東京・下北沢〈Com.Cafe 音倉〉にて初演。
舞台を中心に活躍する女優・石村みかと、現代朗読純粋培養の朗読者・野々宮卯妙が、
それぞれ異なるアプローチでオリジナルテキストに挑みます。
ランダムに映しだされる映像にも出演者と演奏が反応しながら進んでいきます。

脚本・演出・音楽:水城ゆう
出演:石村みか、野々宮卯妙
映像:藤原好昭、伊藤貴人
演奏:水城ゆう(ピアノ)

料金:すべて2,500円(前売)
チケット購入はこちら

お問い合せ:ウェルバ・アクトゥス制作実行委員会
電話・FAX 052-323-2593
Mail info.verbaactus@gmail.com

2010年11月25日木曜日

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(4)

豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントの写真の紹介のつづきです。
撮影はファンキー。

(10) 終わってからみんなで12月公演のチラシ配り。猫のお姉ちゃんも。

(11) ういろう売りのお姉ちゃんもチラシ配り。

(12) 最後に会館の前の銅像のところで、みんなで記念撮影。ウェルバ・アクトゥス制作実行委員会代表の一歩さんも、ナオスケさんも、チラシ配りに駆けつけてくれたコギソさんも、車を出してくれた丸さんもチラッと写ってますね。みなさん、お疲れさまでした。

このあと、東京組はまた遠路はるばる、東名高速を東京に向かって帰っていきました。
途中、柊麗子に教えてもらった刈谷サービスエリアで足湯を使ったり、メリーゴーラウンドに乗って遊んだりと、渋滞もものともせずに、来るとき以上に楽しく帰りました。

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(3)

豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントの写真の紹介のつづきです。
撮影はファンキー。

(7) 5番目の演目。尾崎放哉の自由律俳句を岩崎さとこが読み上げ、ほかの参加者がそのイメージを身体で表現するという仕掛け。決して形態模写ではなく、あくまでイメージ表現。なので、各自いろいろなポーズになります。

(8) 最後は新美南吉の「一年生たちとひよめ」という、とってもかわいい、しかし報酬主義をいさめる深い話。これを、いい大人がまるで童心に返って生き生きと演じました。童謡の「靴が鳴る」を、評価や上手さを求めない子どもの心で歌いながら行進するところからスタートしました。

(9) 出演者もとっても楽しそうに読んでいます。ピアノを弾いている私も楽しかったです。そしてそのことは、きっとまっすぐに子どもたちにも伝わったことでしょう。評価や効率の世界に閉じ込められようとしている子どもたちに、いくらかでも好きなように声を出して自由に表現することの楽しさを伝えられたらよかったと思います。

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(2)

豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントの写真の紹介のつづきです。
撮影はファンキー。

(4) 「じゅげむ」クッキー無理矢理食べさせられ朗読のつづき。この演目は子どもたちにいつもウケるんですが、子どもたちもちょっとうらやましそうなんですよね。やっちゃいけないといわれていることを、いい大人が堂々と楽しそうにやっているのを見て、わくわくするんでしょう。もちろんそれが狙いなのです。

(5) 嶋村美希子と柊麗子による、いわゆる「猫朗読」。中原中也の「猫」という作品を怪しく読みます。猫といいながらも、ふたりの動きがちょっとセクシーなので、年長の男のコはドキドキするかもしれませんね。もちろん、それが狙いなのですが。

(6) 猫になりきっている嶋村美希子。弱冠23歳の若手ですが、J-POPに拮抗するロードクの可能性を開拓中。音楽ライブにもひけをとらないロードクのおもしろさを、多くの人に知ってもらいたいですね。

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(1)

2010年11月21日、豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントに、ウェルバ・アクトゥスとして参加してきました。
名古屋組3名と、東京からも丸さんに車を出してもらって、早朝から遠路はるばる私を含めて4人が参加。遠い道のりでしたが、それもまた楽し。
豊明では初顔合わせとなる6人の朗読者が、まったくのぶっつけ本番でひとつのプログラムに挑みました。
そういう状況でも、自由に、軽快に、そしてお互いと子どもたちとのコミュニケーションを取りながら臨機応変にやっていけるのが、ウェルバ・アクトゥスの本質的な表現なのです。

ファンキーが撮ってくれた写真から何枚か、抜粋してお送りします。
当日の雰囲気をなんとなく感じてもらえればと思います。
この延長線上に、規模はずっと大きなものになりますが、12月10日と11日の「Ginga」の公演があります。

(1) プログラムの最初は、まずは名古屋組3人による「ういろう売り」ショートバージョンの即興的な朗読表現。ステージ上を自由に動き回りながら、かけあいのような朗読をやりました。こういった朗読に慣れていない「大人」は、「言葉が重なってしまって聞き取れなかったのが残念」
という典型的な評価をしてくれるのが通常ですが、私たちは言葉や意味やストーリーを伝えることだけを目的にしていません。もっとずっとリッチな情報を発信していることに気づいていただきたいのです。もちろん、子どもたちはそれを全部、全身を受けとってくれていたことでしょう。
出演は、西村邦子、柊麗子、加藤祐子、とピアノの水城。

(2) 2番目の演目は東京組が登場。名古屋組から柊麗子に残ってもらって手伝ってもらいました。中原中也の「ブランコ」という詩で、まるでサーカスのブランコのように揺れながらの朗読。この時点で全員汗だくになってしまいました。汗だくになる朗読なんて、あまりないかもしれません。
出演は、岩崎さとこ、嶋村美希子、照井数男、そして柊麗子とピアノの水城。

(3) 3番目の演目は、落語で有名な「じゅげむ」。「ブランコ」とおなじメンバーで演じました。じゅげむの名前をとなえる照井の口に、クッキーが容赦なく突っ込まれます。子どもたちは爆笑で、当然出演者も図に乗ってパフォーマンスをエスカレートさせます。照井くんはさぞ大変だったことでしょう。

2010年11月20日土曜日

ウェルバ、驚きのチケッTシャツ

写真はゼミ生のひえいさんに届いた名古屋ウェルバ・アクトゥス・アート公演のチケッTシャツである。
チケッTシャツとはなにか。
入場チケット代わりのTシャツのことで、これを購入いただくと、12月10日と11日に愛知県芸術劇場で開催されるウェルバ・アクトゥス・アート公演を観ることができる。

このTシャツ、じつは驚きのTシャツなのだ。
ここに描かれている絵は、プリントではない。手描きなのだ。
手描きの一点ものである。2枚とおなじものはない。
描いたのは画家の出愚坊一歩さん。わがウェルバ・アクトゥス制作実行委員会の代表その人である。
描いてもらいたい図柄のリクエストもできる。
たぶんひえいさんは、音符の絵をリクエストしたのだろう。背中にも絵とウェルバ・アクトゥスの文字と、そしてひえいさんの名前も入っている。
これほど贅沢なチケットはほかにないだろう。

このチケッTシャツ、普通にかんがえたら何万円もするものだろう。ところがなんと、たったの5千円で描いてもらえる。
私ももちろん持っている。私がお金持ちだったら、全点買い占めてしまいたいほどだ。
ほかにどんな図柄が描かれているのか、こちらで少しだけ見ることができる。
ここから注文もできる!

これらTシャツは、チケット代わりというだけでなく、これらを着用したスタッフや来客が一同に集まることで、それ自体ひとつのアートイベントになる、という仕組みだ。
出愚坊一歩がしかけた実に手間ひまのかかる、壮大なるアートショーというわけだ。
皆さんもぜひご参加ください。
(演出:水城)

2010年11月14日日曜日

昨日のアクテノンの写真

昨日、演劇練習館〈アクテノン〉の資料室でウェルバ・アクトゥスの朗読パフォーマンスをやりました。
そのとき伊藤貴人さんが撮ってくれた写真がおもしろいので、紹介します。

本公演はこちら。
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第二回ウェルバアクトゥスアート公演アッサンブラージュアートショー
場所 愛知県芸術劇場小ホール

◎Ginga ――宮澤賢治・時と地と星――
12月10日(金)15:30-/12月11日(土)19:30-
◎沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-
◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-

2010年11月11日木曜日

名古屋「Ginga」あと一か月/チラシの最終デザインその3

12月10日と11日におこなわれる名古屋ウェルバ・アクトゥス公演の最終チラシデザインの紹介シリーズ、その3。私はまだ見ていませんが、チラシは完成したそうです。明日の名古屋行きで受け取ります。
そして明後日11月13日(土)には、名古屋演劇練習場〈アクテノン〉の資料室でミニライブをおこないます。
18時から。無料です。
その前の14時からは、やはりアクテノンの稽古室でワークショップをやってます。見学自由ですので、気軽にお越しください。

以下、本公演情報です。

第二回ウェルバアクトゥスアート公演アッサンブラージュアートショー
場所 愛知県芸術劇場小ホール

◎Ginga ――宮澤賢治・時と地と星――
12月10日(金)15:30-/12月11日(土)19:30-
◎沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-
◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-

2010年11月10日水曜日

名古屋「Ginga」あと一か月/チラシの最終デザインその2

12月10日と11日におこなわれる名古屋ウェルバ・アクトゥス公演の最終チラシデザインの紹介シリーズ、その2。もうすぐチラシも完成します。
そして今週末、11月13日(土)には名古屋演劇練習場〈アクテノン〉の資料室でミニライブをおこないます。
18時から。無料です。
その前の14時からは、やはりアクテノンの稽古室でワークショップをやってます。見学自由ですので、気軽にお越しください。

第二回ウェルバアクトゥスアート公演アッサンブラージュアートショー
場所 愛知県芸術劇場小ホール

◎Ginga ――宮澤賢治・時と地と星――
12月10日(金)15:30-/12月11日(土)19:30-
◎沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-
◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-

2010年11月9日火曜日

演劇練習場〈アクテノン〉ミニライブのお知らせ(無料)

名古屋ウェルバ・アクトゥス制作実行委員会では、12月10日・11日の愛知芸術文化センターにおける公演「Ginga - 宮澤賢治・時と地と星 - 」の準備を進めていますが、それに先立って、出演メンバーによるミニライブを展開しています。

今回は今週末11月13日(土)に名古屋演劇練習場〈アクテノン〉の資料室でおこなうミニライブのご案内です。
普段は演技表現のできない部屋(円形吹き抜けホールで、二階回廊から下を見降ろす形で観られる。)の特別許可を得てのライブです。
ここでは現在、構久夫さんの写真展が開催中であり、作品に囲まれた中でおこなうパフォーマンス、まさにウェルバ・アクトゥスなのです。

出演はウェルバ・アクトゥスのワークショップ参加者です。年末12月10日・11日の本公演に出演する人たちで、群読やひとり読み、音楽との共演など、バラエティ豊かにお送りします。
構成・演出・音楽は水城ゆうです。
また、この日、昼間におこなわれるワークショップに打ち合わせに来てくれる音楽出演者の矢野司空さん(尺八)やデリヘイ(ホーミー/馬頭琴)も、残ってライブに飛び入り参加してくれるかもしれません。
そうそう、ライブ前のワークショップのほうも、見学自由ですので、お時間がある方はそちらもどうぞ。

◎日時 2010年11月13日(土)18:00-19:00
◎場所 名古屋市演劇練習館アクテノン 1F資料室
名古屋市営地下鉄東山線中村公園駅より西へ徒歩12分 稲葉地公園内
◎無料 どなたでもご覧いただけます

※問い合わせ
ウェルバ・アクトゥス制作実行委員会
052-323-2593/080-6940-8904(17:00以降)
アクテノン1F資料室

2010年11月8日月曜日

「Ginga」公演まであと一か月/チラシの最終デザイン

12月10日と11日におこなわれる名古屋ウェルバ・アクトゥス公演の最終チラシデザインがあがってきました。もうすぐチラシも完成する予定です。
これ、実は、3種類あります。まずは1種類のみ紹介します。いずれもすばらしいですよ。

第二回ウェルバアクトゥスアート公演アッサンブラージュアートショー
場所 愛知県芸術劇場小ホール

◎Ginga ——宮澤賢治・時と地と星——
12月10日(金)15:30-/12月11日(土)19:30-
◎沈黙の朗読——記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-
◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-