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2010年12月14日火曜日

特殊相対性の女@名古屋ウェルバ・アクトゥス公演より抜粋

2010年12月11日、愛知県芸術劇場小ホールにておこなわれた公演「特殊相対性の女」から一部を抜粋してお送りします。
作・演出・音楽、水城ゆう。
出演は石村みか、野々宮卯妙。ピアノ演奏は水城ゆう。

なおこの公演に使われたテキスト全文(シナリオ)を「水色文庫」で公開しています。

2010年11月25日木曜日

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(4)

豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントの写真の紹介のつづきです。
撮影はファンキー。

(10) 終わってからみんなで12月公演のチラシ配り。猫のお姉ちゃんも。

(11) ういろう売りのお姉ちゃんもチラシ配り。

(12) 最後に会館の前の銅像のところで、みんなで記念撮影。ウェルバ・アクトゥス制作実行委員会代表の一歩さんも、ナオスケさんも、チラシ配りに駆けつけてくれたコギソさんも、車を出してくれた丸さんもチラッと写ってますね。みなさん、お疲れさまでした。

このあと、東京組はまた遠路はるばる、東名高速を東京に向かって帰っていきました。
途中、柊麗子に教えてもらった刈谷サービスエリアで足湯を使ったり、メリーゴーラウンドに乗って遊んだりと、渋滞もものともせずに、来るとき以上に楽しく帰りました。

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(3)

豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントの写真の紹介のつづきです。
撮影はファンキー。

(7) 5番目の演目。尾崎放哉の自由律俳句を岩崎さとこが読み上げ、ほかの参加者がそのイメージを身体で表現するという仕掛け。決して形態模写ではなく、あくまでイメージ表現。なので、各自いろいろなポーズになります。

(8) 最後は新美南吉の「一年生たちとひよめ」という、とってもかわいい、しかし報酬主義をいさめる深い話。これを、いい大人がまるで童心に返って生き生きと演じました。童謡の「靴が鳴る」を、評価や上手さを求めない子どもの心で歌いながら行進するところからスタートしました。

(9) 出演者もとっても楽しそうに読んでいます。ピアノを弾いている私も楽しかったです。そしてそのことは、きっとまっすぐに子どもたちにも伝わったことでしょう。評価や効率の世界に閉じ込められようとしている子どもたちに、いくらかでも好きなように声を出して自由に表現することの楽しさを伝えられたらよかったと思います。

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(2)

豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントの写真の紹介のつづきです。
撮影はファンキー。

(4) 「じゅげむ」クッキー無理矢理食べさせられ朗読のつづき。この演目は子どもたちにいつもウケるんですが、子どもたちもちょっとうらやましそうなんですよね。やっちゃいけないといわれていることを、いい大人が堂々と楽しそうにやっているのを見て、わくわくするんでしょう。もちろんそれが狙いなのです。

(5) 嶋村美希子と柊麗子による、いわゆる「猫朗読」。中原中也の「猫」という作品を怪しく読みます。猫といいながらも、ふたりの動きがちょっとセクシーなので、年長の男のコはドキドキするかもしれませんね。もちろん、それが狙いなのですが。

(6) 猫になりきっている嶋村美希子。弱冠23歳の若手ですが、J-POPに拮抗するロードクの可能性を開拓中。音楽ライブにもひけをとらないロードクのおもしろさを、多くの人に知ってもらいたいですね。

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(1)

2010年11月21日、豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントに、ウェルバ・アクトゥスとして参加してきました。
名古屋組3名と、東京からも丸さんに車を出してもらって、早朝から遠路はるばる私を含めて4人が参加。遠い道のりでしたが、それもまた楽し。
豊明では初顔合わせとなる6人の朗読者が、まったくのぶっつけ本番でひとつのプログラムに挑みました。
そういう状況でも、自由に、軽快に、そしてお互いと子どもたちとのコミュニケーションを取りながら臨機応変にやっていけるのが、ウェルバ・アクトゥスの本質的な表現なのです。

ファンキーが撮ってくれた写真から何枚か、抜粋してお送りします。
当日の雰囲気をなんとなく感じてもらえればと思います。
この延長線上に、規模はずっと大きなものになりますが、12月10日と11日の「Ginga」の公演があります。

(1) プログラムの最初は、まずは名古屋組3人による「ういろう売り」ショートバージョンの即興的な朗読表現。ステージ上を自由に動き回りながら、かけあいのような朗読をやりました。こういった朗読に慣れていない「大人」は、「言葉が重なってしまって聞き取れなかったのが残念」
という典型的な評価をしてくれるのが通常ですが、私たちは言葉や意味やストーリーを伝えることだけを目的にしていません。もっとずっとリッチな情報を発信していることに気づいていただきたいのです。もちろん、子どもたちはそれを全部、全身を受けとってくれていたことでしょう。
出演は、西村邦子、柊麗子、加藤祐子、とピアノの水城。

(2) 2番目の演目は東京組が登場。名古屋組から柊麗子に残ってもらって手伝ってもらいました。中原中也の「ブランコ」という詩で、まるでサーカスのブランコのように揺れながらの朗読。この時点で全員汗だくになってしまいました。汗だくになる朗読なんて、あまりないかもしれません。
出演は、岩崎さとこ、嶋村美希子、照井数男、そして柊麗子とピアノの水城。

(3) 3番目の演目は、落語で有名な「じゅげむ」。「ブランコ」とおなじメンバーで演じました。じゅげむの名前をとなえる照井の口に、クッキーが容赦なく突っ込まれます。子どもたちは爆笑で、当然出演者も図に乗ってパフォーマンスをエスカレートさせます。照井くんはさぞ大変だったことでしょう。

2010年11月20日土曜日

ウェルバ、驚きのチケッTシャツ

写真はゼミ生のひえいさんに届いた名古屋ウェルバ・アクトゥス・アート公演のチケッTシャツである。
チケッTシャツとはなにか。
入場チケット代わりのTシャツのことで、これを購入いただくと、12月10日と11日に愛知県芸術劇場で開催されるウェルバ・アクトゥス・アート公演を観ることができる。

このTシャツ、じつは驚きのTシャツなのだ。
ここに描かれている絵は、プリントではない。手描きなのだ。
手描きの一点ものである。2枚とおなじものはない。
描いたのは画家の出愚坊一歩さん。わがウェルバ・アクトゥス制作実行委員会の代表その人である。
描いてもらいたい図柄のリクエストもできる。
たぶんひえいさんは、音符の絵をリクエストしたのだろう。背中にも絵とウェルバ・アクトゥスの文字と、そしてひえいさんの名前も入っている。
これほど贅沢なチケットはほかにないだろう。

このチケッTシャツ、普通にかんがえたら何万円もするものだろう。ところがなんと、たったの5千円で描いてもらえる。
私ももちろん持っている。私がお金持ちだったら、全点買い占めてしまいたいほどだ。
ほかにどんな図柄が描かれているのか、こちらで少しだけ見ることができる。
ここから注文もできる!

これらTシャツは、チケット代わりというだけでなく、これらを着用したスタッフや来客が一同に集まることで、それ自体ひとつのアートイベントになる、という仕組みだ。
出愚坊一歩がしかけた実に手間ひまのかかる、壮大なるアートショーというわけだ。
皆さんもぜひご参加ください。
(演出:水城)

2010年11月14日日曜日

昨日のアクテノンの写真

昨日、演劇練習館〈アクテノン〉の資料室でウェルバ・アクトゥスの朗読パフォーマンスをやりました。
そのとき伊藤貴人さんが撮ってくれた写真がおもしろいので、紹介します。

本公演はこちら。
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第二回ウェルバアクトゥスアート公演アッサンブラージュアートショー
場所 愛知県芸術劇場小ホール

◎Ginga ――宮澤賢治・時と地と星――
12月10日(金)15:30-/12月11日(土)19:30-
◎沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-
◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-

2010年11月11日木曜日

名古屋「Ginga」あと一か月/チラシの最終デザインその3

12月10日と11日におこなわれる名古屋ウェルバ・アクトゥス公演の最終チラシデザインの紹介シリーズ、その3。私はまだ見ていませんが、チラシは完成したそうです。明日の名古屋行きで受け取ります。
そして明後日11月13日(土)には、名古屋演劇練習場〈アクテノン〉の資料室でミニライブをおこないます。
18時から。無料です。
その前の14時からは、やはりアクテノンの稽古室でワークショップをやってます。見学自由ですので、気軽にお越しください。

以下、本公演情報です。

第二回ウェルバアクトゥスアート公演アッサンブラージュアートショー
場所 愛知県芸術劇場小ホール

◎Ginga ――宮澤賢治・時と地と星――
12月10日(金)15:30-/12月11日(土)19:30-
◎沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-
◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-

2010年11月10日水曜日

名古屋「Ginga」あと一か月/チラシの最終デザインその2

12月10日と11日におこなわれる名古屋ウェルバ・アクトゥス公演の最終チラシデザインの紹介シリーズ、その2。もうすぐチラシも完成します。
そして今週末、11月13日(土)には名古屋演劇練習場〈アクテノン〉の資料室でミニライブをおこないます。
18時から。無料です。
その前の14時からは、やはりアクテノンの稽古室でワークショップをやってます。見学自由ですので、気軽にお越しください。

第二回ウェルバアクトゥスアート公演アッサンブラージュアートショー
場所 愛知県芸術劇場小ホール

◎Ginga ――宮澤賢治・時と地と星――
12月10日(金)15:30-/12月11日(土)19:30-
◎沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-
◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-

2010年11月8日月曜日

「Ginga」公演まであと一か月/チラシの最終デザイン

12月10日と11日におこなわれる名古屋ウェルバ・アクトゥス公演の最終チラシデザインがあがってきました。もうすぐチラシも完成する予定です。
これ、実は、3種類あります。まずは1種類のみ紹介します。いずれもすばらしいですよ。

第二回ウェルバアクトゥスアート公演アッサンブラージュアートショー
場所 愛知県芸術劇場小ホール

◎Ginga ——宮澤賢治・時と地と星——
12月10日(金)15:30-/12月11日(土)19:30-
◎沈黙の朗読——記憶が光速を超えるとき
12月10日(金)19:30-
◎(演劇+朗読)×音楽=特殊相対性の女
12月11日(土)15:30-

2010年8月9日月曜日

豊明文化会館での公開ワークショップ、終了

(演出・水城がお送りします)
昨日は、豊明市の文化会館で、ウェルバ・アクトゥスの公開ワークショップがおこなわれました。
私は用があって、前日から名古屋入りしていたんですが、朝9時に名古屋のホテルをチェックアウトして、名古屋駅へ。名鉄に乗り換え「前後」という駅へ。
駅へはファンキー氏が迎えに来てくれるはずでしたが、取り込み中らしくて、代わりにデザイナーの伊藤さんが来てくれました。
文化会館の小ホールへ。これがなかなかいいホールで、近くにあればしょっちゅ使いたいくらいです。
〈まちの縁側・MOMO〉の節子さんもすでに手伝いに来てくれていました。メンバーの加藤さんらも来て、去年の公演で使った一歩さんの布作品を、ステージ奥のバトンに吊り込み作業中。
ほかにステージの上にピアノや椅子を並べて、準備完了。
一歩さんがウェルバ・アクトゥスのTシャツを何枚か作って持ってきてくれました。これがまあすばらしい出来です! すべて一点ものの手描き。全部ほしいくらいですが、これは後日、どのように使うのか、あらためてお知らせすることになると思います。どうぞご期待を! 皆さんにも手に入れられるようにしますからね。
とはいえ、さっそく関係者特権を生かして、私と野々宮は気にいったのを1枚いただきました。

11時から予定通り、公開ワークショップがスタート。
この日は豊明の夏祭ということで、野外には屋台が出てにぎわうのですが、毎年夜に行なわれるイベントなので人出は少ない。それでも見学の方がちらほら客席のほうに見えます。
また、夏祭のチラシに、ワークショップが午後1時スタートすると掲載されていたこともあって、午後から参加の人がいるとのことで、午前中はウォーミングアップ的なエチュードをやりました。それがおもしろかったらしく、客席から見ていた人が何人か、午後から参加することになりました。
そういう反応もうれしいですね。

昼食休憩のあと、午後1時から再開。新たに午後からも参加の人もおられました。
夏祭のチラシを見た人が、1時からなにかの公演があるのだと思ったらしく、けっこうな数の人が客席にやってきました。そこで急遽、ワークショップの前に一演目やることにしました。
野々宮卯妙と漱石の「夢十夜」から第一夜を、ピアノとのかけひきでやりました。
そのあと、ワークショップの午後の部。参加者が増え、ステージに並べた椅子が一杯になりました。全員に声を出してもらい、動いてもらい、ステージだけでなく会場全体も使ってウェルバ・アクトゥス(現代朗読)を体験してもらいました。

16時からはその参加者たちと、発表の形でミニ公演をおこないました。
「祈り911~Ginga」というタイトルのライブです。
たった数時間のワークショップで、お互い見も知らぬ人たちで、しかもステージ経験のまったくない人もいるメンバーで作り上げたパフォーマンスとしては、驚くほどおもしろいものになったと思います。これで年末の公演の方向性を確認できたように思いました。

最後に客席の人もいれて全員で「祈る人」の朗読をしました。
ウェルバ・アクトゥスの表現は、自分がだれかより「上」とか「優位」になるためのものではなく、それぞれ違う個性のなかにあって誠実に、正直に自分自身を表現し、また共感するための場を作るためのものです。
その場はまた、祈りの場でもあります。私のたちの「祈り」は、もちろん特定の宗教や団体にしばられるものではなく、純粋に個人的な精神から生まれるものです。
次回ワークショップは9月11日のあの日におこなわれます。
その日のワークショップ後のミニライブは、今回の「祈り911~Ginga」とおなじテキストを使っておこなわれます。
皆さんのご参加、見学、ご来場をお待ちしております。
(みずき)

2010年7月12日月曜日

ワークショップ7月10日フォト5

(All photos by Funky Yoshi)
11枚め。
ミニライブの最後は、みんなで「祈る人」の朗読。
通りがかりの親子連れから小さな助っ人がやってきてくれました。
写真からはわかりにくいですが、そろそろ空も暗くなりかけてきていました。
最後まで観てくれた方も、そうでない方も、とにかく私たちといっしょの時間をすごしてくれてありがとう。



12枚め。
ライブ後は居酒屋で打ち上げというか、懇親会。
記録ビデオを観る祐子さんと撫子さん。
ライブ後のビールのうまいことといったら。





13枚め。
ひさしぶりに顔を出してくれた今泉くん。
ファンキーとのこのショットの前は、ふたりでひしと抱き合うショットもあるんですが、それは公開できません。
今泉くんは現在、八事興正寺で修行中の見習い僧侶です。いつかウェルバ・アクトゥスに復帰してくれると思います。

以上、7月10日の名古屋ウェルバ・アクトゥスのワークショップ、野外ミニライブ、懇親会の様子を写真でお送りしました。

ワークショップ7月10日フォト4

(All photos by Funky Yoshi)
10枚め。
「Kenji V」のつづき。
出演は左から、撫子、林、柊麗子、加藤祐子、野々宮卯妙、の5人。
みんなのびのび。自由に動きまわりながらの朗読。
ウェルバ・アクトゥスはだれがどこでどんな動きをするか、なんてことは、必要最小限、ほとんど決めてないのです。



11枚め。
パッとはじけたり、スッと静まったり、音楽と共演しながら(音楽は伴奏ではない)、出演者同士が会話しながら、そしてお客さんとも会話しながら、パフォーマンスは進んでいくのです。





12枚め。
お互いの呼吸と動きを感じながら、自分の存在にもしっかりとマインドフルになることを心がけ、お客さんに誇示するのでもなく、睥睨するのでもなく、ただありのままの正直な自分たちを提示していくだけなのです。
するとそこには不思議なことに、共感が生まれるのです。

ワークショップ7月10日フォト3

(All photos by Funky Yoshi)
7枚め。
いよいよアクテノン野外ステージでの野外ミニライブがスタートしました。
準備にあたっては、アクテノンの方にたいへんよくしていただきました。上演中も熱心に見てくれて、最後までお付き合いいただいたこと、うれしかったです。
また、演奏機材を貸していただいた〈まちの縁側 MOMO〉にも感謝です。
最初の演目は、なんと、林ちゃんによる「星めぐりの歌」の独唱から。
と思いきや、歌いはじめてすぐに、共演の女性陣が邪魔をしにきて、大変なことに。楽しい幕開けとなりました。

8枚め。
2番めの演目は、野々宮卯妙によるひとり読み。水城ゆう作「温室」。
ピアノとの即興的なかけあいをやりながら、ステージと客席を縦横に動き回ります。お客さんも最初はとまどいながらも、楽しんでくれていたようでした。

9枚め。
メインの演目は、5人(と私)による「Kenji V」。
これは世田谷の小学校でやったバージョンが下敷きになってます。
野外ステージなのに、意外に声がよく響き、風も吹きわたってとても気持ちのいい場所でした。
お客さんも、少人数ながらリラックスして聴いてくれているし、みなさんものびのびと演じはじめています。

ワークショップ7月10日フォト2

(All photos by Funky Yoshi)
4枚め。
朗読(ウェルバ・アクトゥス)では全身の感覚と動きのクオリティを高めることが大切ですが、なかでも呼吸をつかさどる「呼吸筋(群)」と、姿勢を保つ「姿勢筋(群)」が重要です。
これらの筋肉はいわゆる「遅筋」と呼ばれる種類なので、付加トレーニングで鍛えることはできません。有酸素運動もしくはストレッチで整えていくことが望ましく、参加者には毎日のストレッチを習慣づけてくださいとお願いしています。



5枚め。
我らウェルバ・アクトゥス制作実行委員会の代表である出愚坊一歩氏。
本業は美術家。
最初会ったときは、どういう人なのかわからなかったけどね。非常に一途で、熱い思いを持っている人。




6枚め。
去年からのおなじみのメンバーの山田くんと撫子さんのふたり。
なにやらまじめに読んでます。
このあと、ふたりとも、アクテノンの野外ステージでのミニライブに出演しました。

ワークショップ7月10日フォト1

(All photos by Funky Yoshi)
先日7月3日(土)の午後、名古屋演劇練習場〈アクテノン〉の大練習室でおこなわれたワークショップの模様をファンキーが写真に撮ってくれました。
それを何枚か、順次紹介します。

1枚め。
大練習場だけに大きいです。広いです。
ここは去年のウェルバ・アクトゥスのとき、「Kenji」の最終リハーサルで使った場所で、去年はここに舞台美術のいわゆる「褌布」を吊りさげて、風をあてるテストなどもおこないました。
今回は参加者が少なくて、とても贅沢に使わせてもらいました。参加できなかった人は残念でした。


2枚め。
ホワイトボードを使ってまじめに講義をしていますね。
最初は座学でしたが、途中から身体を動かすことが増え、ホワイトボードのまわりに集まってもらうのも立ったまま、ということが多くなります。





3枚め。
朗読は身体表現です。そしてウェルバ・アクトゥスは総合的表現です。
テキストを読むばかりでなく、そこからさらに身体のクオリティを高めるべく、動いてもらいながらさまざまなエチュードを体験し、体感してもらいます。
身体のクオリティが高まれば、そこから出てくる声や言葉のクオリティも必然的に高まってきます。
口先だけの練習が一番つまらないのです。

2010年6月18日金曜日

ウェルバ・アクトゥス第二回公演のためのワークショップ参加者募集

チラシができました。
一歩さんの美術がおもしろいです。
伊藤さんのデザインもいいですね。

2010年6月16日水曜日

名古屋・金星演劇祭の野々宮レポート

先週末6月12日(土)にウェルバ・アクトゥスのメンバーで金星演劇祭に参加したときの様子を、出演者の野々宮卯妙が詳細にレポートしてくれたので、紹介します。

(ここから)
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12日の名古屋ワークショップ&ライブは、とても充実していたのです。

昼間はアクテノン(演劇練習館)でワークショップ。
水城講師から、この日はかなり系統だった話ができ、かつ、ウェルバ・アクトゥスの真髄のような話がすとんとできた……気がする。ぱちぱちぱち。
プロデューサーの一歩さんはとても感激していたもようで、例によって終了後、演説をされました(笑)。

夜は中村公園駅(稲葉地公園)から藤が丘駅へと名古屋を横断し、
藤が丘駅すぐのウェストダーツクラブで「金星演劇祭」。
といっても、連夜、ここを舞台にいろんな団体がパフォーマンスをする、というもので、
この夜はウェルバ・アクトゥスの日だった、というわけ。

ところが、というかもちろん、というか、
一応演目としては「Kenji-V」というタイトルでチラシも刷られていて、
「Kenji」の5人バージョン=東京の小学校向けのバージョン「Kenji」をやることは決まっているのだが、
(本番に)間に合うか間に合わないかわからん、という人が2名。
1名はすでに出られないので交代。
最終的に(本番30分前に)2人がピンチヒッターという5人体制が決定。
時間はたっぷり余るので、これ以外に一人読みもやろうということに。
一応、時間があるからとは聞いていたので私もいくつかテキストを持って行ったが、
それでもまだ余裕があるというので、ゼヒゼヒとお願いして2作品やらせてもらうことに。

間に合わない、ってんで交代した一人が間に合う時間に到着したものの、
いまさら交代もなんだから、と言っていたら、
彼女を見に来たお客さんが5人も現れてしまい(笑)、急きょ彼女にも出演してもらうことに。
「でも何も読む物もってきてない」
「え~~……じゃあ、これ!」
本番30分前、初見のテキストに決定。
一応、漢字の読みチェックを兼ねて彼女に向けて私がひととおり読む。
言葉の読み込みはできずとも、せめてこの空気感を伝えたい。
彼女はもともとその空気を知っているはずの人だから、気づいてくれさえすればいい。

読みの順番も決まってなかったが、本番5分前、
コギソさんが「トリよりはいい!」とトップバッターに。
次いでKenji、林ちゃん、私、ふみさん、私、の順にして、
ハイ、照明落ちました。

再びところが、というかもちろん、というか、
本番は前にもましてすばらしいパフォーマンス!
まあ、これでできちゃうってのが不思議ですよねーふつう。
でもうち、ふつうじゃないから(笑)。

トップバッター、コギソさん。
30分前に突然やることになった「青い空、白い雲」。
当然読み込みはできないし、あとでご本人も「カミカミで……」と言っておられましたが、
それがまったく気になりませんでした!
テキストの空気がコギソさんのリアルな感覚になっていたからだと思います。
ときどき顔をあげてお客さんを見るときのコギソさんの顔が、
すごく優しく生き生きとしていたのが、本当にすてきでした。
そこにまた聞く側がひきこまれていました。
私はじわ~と涙が出ました……。
これで言葉が自分のものになれば、すごいことになりますよ!

「Kenji」
今回は、初めてやるメンバーが二人もいながら、すごい一体感でした。
ふみさん、麗子さんが安定して、かつ楽しんでいたから、他の二人も不安はなかったどころか、同じように楽しめたのでは……

林ちゃんの小山内薫。
上はともかく(笑)前のお客さんに対してガッチリつながってるみたいな……
今回はお客さんに対して押すばかりでなく、引いてみたり、やりとりがあった気がします。
これは上のバルコニーからではなく、下で同じ目線で聞きたかったです。
ブラボー!

私の「夢十夜」第三夜。
まわりを真っ暗にしてもらって、おかげで360度の空気を感じることができ、
水城さんの音楽との息もぴったり合わせられて、実に心地よくできました。
お客さんがぐっとこっちに集中している手ごたえ。
それを感じながら押して、引いて、回して、外して、当てて……いやー楽しい。
まあ、テキストはほとんど覚えてしまっているので、好きにできます。
第三夜は大好き。やるたびいろんなものが見えて、楽しいったらない。
最後、音楽とぴったり合った。お客さんがハッと息をのむ。
だしきれました。満足です。

ふみさんの「満州からの手紙」。
しっとりと、雨の音が聞こえるような……そして優しい気持ち。
ふみさんのお子さん、そしていますくすくとお嬢さんのお腹の中で成長中の赤ちゃん、
つながる命を感じている、そんなふみさんがここでいま読んでいる、……という感じでした。
これからも同じ気持ちを持ち続けられるだろうと思いますが、同じといっても同じではなく、
大きくなったり膨らんだり温まったりと変化はあるはずで、
しかもそれはいずれに変化しようとこちらも感じてうれしく温かくなる気持ちですから、
ぜひまた聞かせてください~~!

私の「鳥の歌」。
ステージにおり(上のバルコニーが楽屋状態で、螺旋階段を下りてステージに出るのです)、
まずげろきょのチラシを配ったら、
前に座っていたお客さんが「わ、また読んでくれるのね」とうれしそうに反応してくれたのが
これまたうれしかったです。
今度はエンタメ性を高めた漱石とはぐっと雰囲気を変えて、純文学的に。
……でもないか。
電子ピアノに手をかけて、リサイタル風に読み始め、
後半は体をいろいろ動かして声に変化を出してみました。
最後はゆっくりしゃがみこみながら、そして再び立ちあがりながら。
その声の変化はそのままメッセージ……のつもり。
やったことは、漱石よりはアグレッシブなつもりでしたが、
たぶん聞いた感じとしては、こっちのほうがソフトできれいっぽかったかな……
実際どうだったんでしょう、聞いてた人に訊いてみたい。

ラストに皆で「祈る人」。
お客さんといっしょに読む「祈る人」は格別です。
ひとつの目標に向かってエイエイオー、ではなく、
このきっかけで合わせるのよ!というのもなく、
それぞれ違う祈りを感じながら、違うことを考えながら、
同じテキストを、他の人たちの声を感じながら読む。
それでいてなんとなく声があわさっていく。

ひとつの目標に向かって心をあわせて、なんていうと美しいけど、
それと全体主義とどこが違うのか。
目標?
ではその目標の価値判断を誰がするのか。
絶対的な善悪や正誤の判断は誰にもできない。できると思う思い込みが怖い。

そしてまた。
バラバラに聞こえるだろうけど、それはほんとにバラバラだろうか?
「みんな同じことを念じないと大きなことは成し遂げられない」
ということはないのだと、実感できる気がしています。
ひとりひとり違いながら、お互いを感じること。
それがとても温かで平和な心持をもたらしてくれる、ということを、
12月のGingaで、そこにいるみんなが実感することができたらなあと思います。

とくにうれしかったのは、あるメンバーから「楽しかったですね!」と言われたこと。
あの時間と空間を、仲間ともお客さんともちょっとだけでも「共感」できたから、
とちったりはしてもそんなの疵と感じることもなく(たぶんお客さんも……)、
「楽しさ」が最初に来たんじゃないかなあ、と。
いろいろありまして、彼女にはいまなにより「楽しさ」を感じてほしかったから。
まさにその「楽しかった」という言葉が出てきて、しみじみよかった。

来月も楽しみだ!
来月はなんとアクテノンの野外ステージですよ。
無料のはずなので、ぜひおいでください。
マイクも照明もないなかでやる、いわば実験になるはずです。
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(ここまで)

抜粋しようと思ったんですが、ほぼ全文引用になってしまいました。

2010年4月19日月曜日

Kenji - 宮澤賢治・音と光と土 - (ウェルバ・アクトゥス第一回公演抜粋)

2009年9月2日、名古屋市芸術創造センターホールでおこなわれた第一回ウェルバ・アクトゥス公演の抜粋映像です。
今年2010年は第二回公演に向けての準備とワークショップがすでにスタートしています。興味のある方は気楽にメールください。

2010年4月13日火曜日

2010ミニライブ第一回 at まちの縁側MOMO

(Photo by Funky)
 2010年4月10日、土曜日。夜。
 ウェルバ・アクトゥス・ワークショップがスタートしたのに合わせ、毎回、ワークショップ後の夜はどこかでミニライブをやることが決まっていた。
 初回は車道の〈まちの縁側MOMO〉をお借りしての、夕食会兼ミニワークショップを開催。19時スタート。節子さんをはじめスタッフの方々が、楽器を含む会場の準備と、料理の準備を進めてくれていた。ここが今年のウェルバ・アクトゥスの大事な拠点第一号である。
 ワークショップの参加者はもちろん、ウェルバ・アクトゥスの活動を応援してくれる方々、そしてまだなにも知らない一般のお客さんも含め、20名以上の方においでいただき、食事会とミニライブが始まった。
 食事は無農薬のヘルシーなメニューが中心のさっぱりとしたもので、とてもおいしい。そんななか、店のキーボードをコンピューターに接続しての演奏とともに、朗読ライブ。
 演目は以下のような感じ。抜けがあったら失礼。

・野々宮卯妙による宮澤賢治「銀河鉄道の夜」より抜粋、ワークショップの実践読みで使った一節
・コギソによる理科の文章「鮭の一生」より
・山田哲也による吉本ばなな「キッチン」より抜粋
・ナオスケによる星新一の長いショートショートより
・詩人・福田実佐枝さんの飛び入りによる自作詩朗読2編
・林ちゃんによる自作短編2編
・野々宮卯妙による水城雄「眠らない男」
・全員による「祈る人」の朗読

 朗読ライブというと一般的にはかしこまった、堅苦しいイメージがあると思うが、私たちのライブはまるで音楽ライブのような雰囲気なので、初めての人も楽しんでくれたようだった。そしてウェルバ・アクトゥスの活動に関心を寄せてくれた方もおられたようで、ありがたかった。
 このようなミニライブの活動は、毎月のワークショップ後の夜、拠点のどこかでかならず行なおうということになっている。
 来月5月は、拠点のひとつとして提供を申し出てくれている〈鯔背屋〉の伊藤貴人さんのお宅でやらせていただくことになっている。5月8日夜である。
 昼のワークショップと合わせて、皆さんのご来場をお待ちしております。