2010年11月25日木曜日

ウェルバ・アクトゥス豊明イベント写真(1)

2010年11月21日、豊明市民文化会館で行われた公文式の生徒たちのイベントに、ウェルバ・アクトゥスとして参加してきました。
名古屋組3名と、東京からも丸さんに車を出してもらって、早朝から遠路はるばる私を含めて4人が参加。遠い道のりでしたが、それもまた楽し。
豊明では初顔合わせとなる6人の朗読者が、まったくのぶっつけ本番でひとつのプログラムに挑みました。
そういう状況でも、自由に、軽快に、そしてお互いと子どもたちとのコミュニケーションを取りながら臨機応変にやっていけるのが、ウェルバ・アクトゥスの本質的な表現なのです。

ファンキーが撮ってくれた写真から何枚か、抜粋してお送りします。
当日の雰囲気をなんとなく感じてもらえればと思います。
この延長線上に、規模はずっと大きなものになりますが、12月10日と11日の「Ginga」の公演があります。

(1) プログラムの最初は、まずは名古屋組3人による「ういろう売り」ショートバージョンの即興的な朗読表現。ステージ上を自由に動き回りながら、かけあいのような朗読をやりました。こういった朗読に慣れていない「大人」は、「言葉が重なってしまって聞き取れなかったのが残念」
という典型的な評価をしてくれるのが通常ですが、私たちは言葉や意味やストーリーを伝えることだけを目的にしていません。もっとずっとリッチな情報を発信していることに気づいていただきたいのです。もちろん、子どもたちはそれを全部、全身を受けとってくれていたことでしょう。
出演は、西村邦子、柊麗子、加藤祐子、とピアノの水城。

(2) 2番目の演目は東京組が登場。名古屋組から柊麗子に残ってもらって手伝ってもらいました。中原中也の「ブランコ」という詩で、まるでサーカスのブランコのように揺れながらの朗読。この時点で全員汗だくになってしまいました。汗だくになる朗読なんて、あまりないかもしれません。
出演は、岩崎さとこ、嶋村美希子、照井数男、そして柊麗子とピアノの水城。

(3) 3番目の演目は、落語で有名な「じゅげむ」。「ブランコ」とおなじメンバーで演じました。じゅげむの名前をとなえる照井の口に、クッキーが容赦なく突っ込まれます。子どもたちは爆笑で、当然出演者も図に乗ってパフォーマンスをエスカレートさせます。照井くんはさぞ大変だったことでしょう。

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